口元マナーセミナー

●グローバルビジネスで恥をかかないための「口元の暗黙のルール」

国境を超えたビジネスでは、文化や習慣の違いを学んで、相手の信頼を得るのが重要です。指南書には、国ごとに注意すべきことが挙げられています。

 

例えば、欧米人向けの指南書には、日本人は 「NO」と思っていても「YES」と答えることがあること、握手や会議での上司・部下の座り方についての注意点などについて書かれています。

 

ビジネスパーソンにとって、数字を知っていることや、会社の製品を売ることが全てではありません。相手と良い関係性を作り、信頼をおいてもらうことが大前提なのです。

 

このとき、意外な落とし穴になるのが「 “暗黙”の口元マナー」です。これを知らないとビジネスのスタートラインに立つことができません。

そこで、世界の歯科事情を知る歯科医の立場から、私はグローバルビジネスに不可欠な「暗黙の“口元”マナー」をビジネスパーソンに教えています。

 

参照:日本人はひそかに馬鹿にされている?グローバルビジネスに不可欠な「歯」の真実(代表・生澤寄稿)
https://shuchi.php.co.jp/the21/detail/7554

 

●歯で社会的階級がわかる国アメリカ

 

歯科医である私がビジネスパーソンに「暗黙の口元マナー」を教えている理由は、

「歯が汚い=貧乏」

という認識が海外、特にアメリカではあり、

歯で社会的階級がわかるというくらい、歯がキレイなことが重要だからです。

 

アメリカの社会学者、Susan Sered氏のエッセイによると、「他のどの指標よりも、歯は社会的階級を表す」といます。歯が抜けることは、社会的階級が下がることと同じだというのです。歯科治療が保険でカバーされず高額なために治療ができず命に関わるケースもあり、隠れた社会問題となっています。

 

また、ニューヨーク・タイムズの書評にも取り上げられた、ジャーナリスト・Mary Otto氏 の『Teeth』という本でも、本のそでに「歯を見れば、あなたが何者かわかる」とあり、トランプ大統領のような完璧な白い歯を持つ富裕層やアッパーミドル層とその他の人々との階級差を浮き彫りにしています。

 

 

●オースティン・パワーズの主人公の歯並びが悪い理由とは?

 

イギリスはどうかというと、BBCオンラインの面白い記事があります。

「オースティン・パワーズ」(1997年アメリカ)という映画がありますが、イギリス人の主人公が、黄色の歯で歯並びが悪いのです。これは「イギリス人は歯がきたない」という当時のアメリカ人の皮肉が含まれているのだといいます。

記事では、アメリカ人と重要なビジネスするときに、イギリス人が歯医者に行ってキレイにしてもらうことを紹介しています。

「アメリカ人はキレイな口元を身だしなみの一部と考えているので、自分のケアをできない人を信用して、何百万ドルの契約を取れるだろうか」ということです。

12歳のむし歯が日本の半分という歯科の進んだ国であるイギリス人でさえ、このようなからかいを受けているのですから、八重歯をチャーミングだと捉え、口臭を何とかして欲しいと言われている日本人は、もはやジョークにもならないのかもしれません。

 

●暗黙の口元マナー・セミナー

 

以上のような文化的背景の違いを、グローバルビジネス(海外進出・インバウンド)に関係する方々にレクチャーします。(法人様・個人様・グループなど)

 

・欧米人にとの文化の違い〜オーラルケアは身だしなみ

・欧米人と日本人のオーラルケア比較

・欧米人のオーラルケアの実践法・使うべきオーラルケア製品

 

企業研修では、グローバルスタンダードのオーラルケアを組織的に継続していく仕組みを構築していきます。

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個別相談・実習も承ります。

最新の唾液検査で個別アドバイスをさせていただきます。

 

 

 

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